二次試験がなくなるかも?!ですか?
国公立大の二次試験のペーパー試験を原則廃止にする方向で話し合いしてるらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131011-00000014-mai-life
ペーパー無くして、面接とか「人物重視」にしたいって。
今の入試制度が、知識偏重ってあるけど、知識偏重ってそんなにダメかな?
詰め込み学習を批判して、ゆとり教育に切り替えたけど、うまくいかなかったとかなんとかで、今は考える力を育てる教育がはやり。
小中学生の教科書も、簡単に答えられる問題よりも、きじゅつしきのような思考力や表現力を訪われるような問題が増えて、教科書も分厚くなった。
けれど、現場に懇切丁寧な指導があるわけではないから、教師によって指導にはかなりの差があるのが現状らしい。
今も、難関と言われる学校に排出してるのは、学習指導要領に縛られている公立の小中学校で学んだ子供よりも、
学習指導要領を完全に越えた、難関私立の学校と学習塾で詰め込み、反復の訓練を受けた子供たちが多いはず。
いや、もう「ザ・知識偏重」でしょ?
で、そういう人たちが、さらに難しい国家一種の試験とか受けて国を引っ張ってるのでは?
そういう人たちも別に知識の量で評価されてるわけではなく、それだけの知識を詰め込む努力や、そういう訓練を継続してきた年月が評価されてるんだと思うし。
詰め込みだけを肯定はしないけど、詰め込みや知識がないと思考もできない。
たまーにいるけどね、塾に通ってませんでしたとか言って、公立からしれっと東大に行ったりするほんとに賢い子。
そういう埋もれてる子を掘り出すような仕組みかあればいいのにね。
いずれにしても、国の教育方針はすでに矛盾してるわけだから、何らか変えていかないといけないとは思う。
高3の2月って言う、1つの頂上だけを目指す長い闘いから、闘いは長くても途中途中で山を越えながら、高みを目指すような、やる気を継続できる(=気の抜けない)制度になれば良いかなと思う。
氾濫している推薦への歯止めや足かせの役目にもなるのかな。
触れられてはないけど、その辺の改革にもなるのかなと言う予感もしてきた。
書きながらいろいろ考えていると、最初記事を見て、はぁー?!と興奮した気持ちは少し落ち着いてきた。
資源もなく、産業的な伸びも期待できないわけだから、教育で人材(=人財)を育てるのって未来への投資って意味でほんとに大事なはずだから、国にも本気だしてほしい。