cikringoの日記

マイペースに思いのままに書いてます。出産を機に180度変わった生活や価値観。どこかに吐き出してないと…と。王さまの耳はロバの耳に出てくる穴みたいな場所。

「あの戦争はなんだったのか」

美化することなく、弁解することなく、事実が事実として書いている。

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)

太平洋戦争のことを知りたくて、以前に買ったけど、
そのときは、あまりに知識が無さすぎて
多分よくわからなかった。

永遠のゼロとか、落日燃ゆとか、坂の上の雲とか、
日本の近代の戦争の話を読んでみて、また戻ってきた。


改めて「偏った情報」しか与えられないことの怖さを感じた。
大本営も捏造した情報を流すし、新聞社も煽る情報を流す。
その情報をもとに、ものすごい集中力で一人ひとりの国民が戦争に向かう。

戦後は手のひらを返したように、これまでの自分たちを否定することからスタート。


日本ってアメリカにとてもひどい目に合わせられてるのに、ビックリするくらい反米感情が希薄。
中国や韓国が、反日の感情を忘れないのとは大違い。
これも、教育っていう情報のせいか。


情報に従順な国民性なのかな。
それとも、与えられる情報の範囲でしか判断できない、それが限界なのかな。