「あの戦争はなんだったのか」
美化することなく、弁解することなく、事実が事実として書いている。
あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)
- 作者: 保阪正康
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 新書
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太平洋戦争のことを知りたくて、以前に買ったけど、
そのときは、あまりに知識が無さすぎて
多分よくわからなかった。
永遠のゼロとか、落日燃ゆとか、坂の上の雲とか、
日本の近代の戦争の話を読んでみて、また戻ってきた。
改めて「偏った情報」しか与えられないことの怖さを感じた。
大本営も捏造した情報を流すし、新聞社も煽る情報を流す。
その情報をもとに、ものすごい集中力で一人ひとりの国民が戦争に向かう。
戦後は手のひらを返したように、これまでの自分たちを否定することからスタート。
日本ってアメリカにとてもひどい目に合わせられてるのに、ビックリするくらい反米感情が希薄。
中国や韓国が、反日の感情を忘れないのとは大違い。
これも、教育っていう情報のせいか。
情報に従順な国民性なのかな。
それとも、与えられる情報の範囲でしか判断できない、それが限界なのかな。