情報操作のこわさ
先日、26日の国連事務総長の発言が、「日本を名指しで非難してる。異例だ」と、民法、NHKでも取り上げられ、問題視されてた。
あたかも、事務総長が韓国出身だから、日本を非難してると思わせるような報道だった。
↓以下のはてなダイアリー読んだけど、揚げ足を取るような報道なんじゃないかと思える。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/touch/20130829/1377782795
北東アジアで高まる、領土問題の緊張について質問され、一般的な形で回答してる。
それに加えて、日本の改憲の動きに、北東アジア各国が懸念を表明してるけど、どう思うか聞かれ、
(事務総長)
「今も詳しく言いましたが、どのような歴史観や展望を持つべきかというと、私たちが未来を展望でき隣国との友好関係を維持できるようなものであるべきと考えます。これについて、日本の政治指導者らは深い内省と洞察、そして前向きのビジョンを持つべきだと考えます。」
と、報道されてる発言。
前段を踏まえると、日本を名指しで非難してるわけでもなく、記者から日本について、名指しで質問があったから答えてるだけ。
一方的な情報しか与えられないことについて、以前書いたことがあるけど、
一部しか与えられないってのも、恐ろしい。
この一部分だけを報道しようとした人たちの真意はなんだろう?
事務総長だって、自国に肩入れした対応するんだぞっていう認識づけ?
国連だって、完全にフェアじゃないって認識づけ?
過去、日本が一方的に悪者にされてる!と憤って、国連を脱退した。
その時も国民は、限定的な偏った情報の中で拍手喝采し、戦争に向かったんでしょ?
国民主権!
国民一人一人のために
国民の皆さんの…
って、偉い人たちは言うけど、国民一人一人なんて、無力でちっぽけ。
情報で簡単に扇動されてしまう。
あぁ、こわい。
でも、嘆いてもどうしようもない。
無力さにやるせなさを感じます。