燃えつきるまで
唯川恵の「燃えつきるまで」読みました。
読書に目覚めたぷーすけが買ってきた。
先に読んじゃった。
- 作者: 唯川恵
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
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なぜ、この本を選んだのか謎!
多分、「今読みたいNo.1」って書いてたからだと思う。
読んだら、アラサー女子の失恋小説…
(※以下、若干ネタバレかも…)
5年付き合った彼氏に突然振られるキャリアウーマンの主人公
不倫で出口の見えない友人
専業主婦で幸せ全開アピールしながら、主人公に実は嫉妬する友人
専業主婦を目指し、あっさりキャリアを捨てる後輩
結婚には興味ないと割りきる後輩
婚約破棄され、相手に嫌がらせし、歯止めがかからず逮捕される友人
それぞれの登場人物の心情やせりふが、いつかどこかの時点での自分のもののような気がして、ついつい一気に読んでしまいました。
そして、女性であることの、めんどくささを改めて感じました。
男だったら、年齢とか考えずに、二十代後半、三十代過ごせるのかな。
今も、復帰か育児かとか、あれこれ考える。その前は仕事と妊娠考えてたし、その前は仕事と結婚。
私はかなりの男尊女卑の思想だと思う。
なんだか、かなわないな、男性にはって、いつからかそう思ってる。
背負ってる人生の目的が違うというかー。なんというか。
昔から漠然とそんなこと感じてた。
その道のプロとか、匠とか、頂点を極めてるプロフェッショナルは男性が多いと思う。
だから、女性はそのサポートや支える立場でもよいんじゃないかなと思ってしまう。
結婚や家事・育児を考えながら、男性とは戦えないな…と。
頭ではいろいろ考えてたけど、結局、いろんなことが、勢いとタイミングで、ザザーっと片付いた。
これからも、なるようになるかな。
そんなことを思い出した1冊でした。