cikringoの日記

マイペースに思いのままに書いてます。出産を機に180度変わった生活や価値観。どこかに吐き出してないと…と。王さまの耳はロバの耳に出てくる穴みたいな場所。

燃えつきるまで

唯川恵の「燃えつきるまで」読みました。
読書に目覚めたぷーすけが買ってきた。
先に読んじゃった。

燃えつきるまで (幻冬舎文庫)

燃えつきるまで (幻冬舎文庫)

なぜ、この本を選んだのか謎!
多分、「今読みたいNo.1」って書いてたからだと思う。

読んだら、アラサー女子の失恋小説…
(※以下、若干ネタバレかも…)


5年付き合った彼氏に突然振られるキャリアウーマンの主人公

不倫で出口の見えない友人

専業主婦で幸せ全開アピールしながら、主人公に実は嫉妬する友人

専業主婦を目指し、あっさりキャリアを捨てる後輩

結婚には興味ないと割りきる後輩

婚約破棄され、相手に嫌がらせし、歯止めがかからず逮捕される友人


それぞれの登場人物の心情やせりふが、いつかどこかの時点での自分のもののような気がして、ついつい一気に読んでしまいました。

そして、女性であることの、めんどくささを改めて感じました。


男だったら、年齢とか考えずに、二十代後半、三十代過ごせるのかな。

今も、復帰か育児かとか、あれこれ考える。その前は仕事と妊娠考えてたし、その前は仕事と結婚。


私はかなりの男尊女卑の思想だと思う。

なんだか、かなわないな、男性にはって、いつからかそう思ってる。

背負ってる人生の目的が違うというかー。なんというか。

昔から漠然とそんなこと感じてた。

その道のプロとか、匠とか、頂点を極めてるプロフェッショナルは男性が多いと思う。

だから、女性はそのサポートや支える立場でもよいんじゃないかなと思ってしまう。

結婚や家事・育児を考えながら、男性とは戦えないな…と。


頭ではいろいろ考えてたけど、結局、いろんなことが、勢いとタイミングで、ザザーっと片付いた。

これからも、なるようになるかな。


そんなことを思い出した1冊でした。