赤ちゃんの眠りといろんな魔法
ちゅーたんは赤ちゃんのくせに、睡眠時間が少ないんじゃないか?
ふと心配になった。
ものの本とか見ていると
「この頃になると朝までまとめて眠れるようになる」
とか書いてたりするし。
ちゅーたんは、朝8時前後に目覚めて、午前中と午後に1回ずつお昼寝。これも、決めてるわけではなく、眠くなったらグズグズ言い出して、おっぱい飲んで寝てしまう。
そして、一時間未満で起きることが多い。
おっぱい飲んで寝てしまうので、必然的に抱っこでお昼寝になるわけだけど、動いたり置いたりすると起きてしまう。
夜もなかなか寝付けない。今日はお昼寝もあまりしてないし…と思って8時前から寝かしつけてて、寝たと思ったら起きて…を繰り返し十時になってしまったときはさすがに疲れた。
寝てからも、三時間起きに目覚めておっぱいを飲む。
7ヶ月なんだけど…
そんな時、図書館でふと目にはいった本
- 作者: アネッテ・カスト・ツァーン,ハルトムート・モルゲンロート,古川まり
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2003/11/08
- メディア: 単行本
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魔法の方法?!ぜひ!と意気込んでよんだ。
読んでみたらいろいろ衝撃だった。
著者はアメリカの人。
アメリカは添い寝の習慣は無くて、赤ちゃんからひとりでベビーベッドに寝せたり、別室に寝せたりすることが主流らしい。
前提と言うか背景と言うか、文化的な根本が違うなーと言う驚きもあったけど、その「魔法の方法」というのもなかなかハードで。
要約すると、
赤ちゃんが泣いてもすぐには駆けつけないで、まずは3分放置。
それから赤ちゃんのもとには行くけど、抱き上げたりあやしたりしないで、声をかける(心配ないよー的な)。
その時間も2分とか決めて時間になったら退室。
それから3分たったら、繰り返し。
そして、その3分の間隔を5分、7分、9分と伸ばすのだとか。
泣いてもあんまり意味がないってことを学ばせるんだそうです。泣いても無益だから諦める。その内眠くなる。
そういうことらしい。
魔法って言うか、スパルター。
うーん。うーん(*_*)
私はあきらめって期待の反対だと思ってる。
期待に応えてもらうことで安心感や信頼感が得られると思うし、私はいまでもそんな感じ。
なので、ちゅーたんには、私に対していろんなことをあきらめてほしくないなーと思ってる。
物質的に諦めてもらわないといけないことは、そりゃあるだろうけど、精神的には、なるべく。
抱きぐせをつけない。とかと似てる考え方かな?
育児にはいろんな考え方があるんだろうし、まして国境越えてるし、本の中にはそれで眠れるようになって喜んでるお母さんたくさん出てきてたから、否定はしないけど、その魔法、私は使えないなーと思った。
幸い、そんなもんだと思ってたのもあり、起こされることにそこまでストレスは感じてなかったけど、寝る子は育つとか言うしな…また起きた…と憂鬱になることもあった。
7ヶ月健診の時に、気になることはあるかと聞かれたので、そんなこんななんですが、大丈夫ですか?
と聞いてみた。
「そぅ、夜ちょこちょこ起きるの。
…
甘えてるんでしょうねぇ~」
って言われた。
甘えて起きてたの?!
え、なにそれ
カワイー!!
と思ってしまった(笑)
それ以降、夜中にちゅーたんが起きると、
「まーた甘えてるんだ、仕方ないなぁ、ヨシヨシ。」
みたいな感じになった。
よーしよし(^^)とかしてると、おっぱいあげなくても寝ることもあってビックリ。
よーしよし♪とか言ってても、
「違う!ヨシヨシとかいらん!!おっぱいじゃー!」
と泣かれることもあるけど。。
そして最近、よく寝るようになった気がする。
起きるのが気にならなくなっただけかもしれないけど。
私にとっては、憂鬱や心配をルンルンに変えた、小児科の先生の言葉が魔法だった。